子宮の冷えと便秘

現在、人工授精 治療中の方の症例。

 

3年前から妊活をはじめ

・子宮内膜症

・チョコレート嚢腫

が病院の検査でみつかる。

 

ご本人の悩みは

 

・1年前から経血量が少なくなる

・かがむ動作で腰、股関節の痛みがある(変形性股関節症)

 

 

当院での検査

・背骨ゆがみ(自律神経、腰痛の問題あり)

・お腹がかたい 於血(血流が悪い)

 

神経の通り道の背骨が

胸椎11番、12番から凹んで右にカーブしている。

 

 

・1回/3日 排便だったが、

 

毎日ストレッチをすることで

排便するようになったそうですが、

実際、触診では腹部のかたさはあり

残り便があり腹部の滞りにも関係しているのが分かりました。

 

◆股関節の問題と子宮の冷え

 

まず、画像をみても分かる様に

骨盤の手前から太い血管が枝分かれして

足の方に流れます。

 

股関節に問題があると

足先に向かう血流が滞りやすくなるため

冷えの原因になります。

 

それは足を巡った血流は

再び子宮に戻るため子宮は冷やされ

婦人科系の問題や生理痛が起きる

原因の1つになるからです。

 

 

 

 

◆経血量が少ない

 

子宮内膜が厚くならない原因の1つとして

ホルモンバランスの乱れで

女性ホルモンの分泌が少ないことが分かります。

 

 

 

脳の視床下部が

下垂体にホルモン分泌の指令をして

下垂体がホルモンの分泌量の調整をおこなっています。

 

 

分泌異常が起こることで経血量以外にも

排卵障害や着床障害が起きます。

 

 

神経伝達、血流をよくするためには

からだ全体の気の流れがいいこと

そのためには、便秘の改善はとても重要です。

 

 

今回のクライアントさんは

ストレッチをしなくても排便をする様に

なり体の変化を感じています。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます

感謝。