採卵後の不調

不妊治療では採卵がおこなわれますが

 

多くの卵をとるために薬の量が増えたり、過敏タイプの人には刺激が強すぎることで不調を起こす方もいます。

 

 

主に多いのが

・腹部の違和感、張り、痛み

・卵巣の腫れ

・腹部に水がたまる

・身体の緊張、疲労

 

通常の排卵時は自分の体内リズムでおこなわれますが、

薬を使って卵巣に刺激を入れるため炎症や痛みが起きます。

 

肝臓、腎臓(解毒作用)の働きの低下

→内臓のかたさ、背骨(肝臓、腎臓)の反応点

 

副腎(腎臓の上)(炎症を抑える)の疲労

→背骨(副腎)の反応点

 

腹部、骨盤周りの気血の滞り

→お腹のかたさ、押すと痛い

 

★症例

【前日の採卵でお腹の張りを感じる】

特にへそと足のつけ根の間の張りが強く。

触ると痛みがでる状態でした。

 

施術部位は

・背骨、骨盤

・肝臓

・卵巣

・頭蓋骨

の調整をおこない、最後全体の気血のバランスを整える施術で

身体が「スッキリ」して帰られました。

 

 

採卵したけど卵がとれなかった、卵の育ちが悪かった

卵巣だけの問題ではなく、からだ全体の働きをよくすることがポイントになります。

 

卵巣や子宮に血が不足すると卵も成長ができない

血が不足している原因は?

 

・食生活による内臓の疲れ

・睡眠不足による血の巡りが悪い

・服装による体の冷え

・背骨のゆがみによる神経伝達、血流が阻害されている

 

◆食べ物は「血」の原料になります。

・季節の食べ物を食べる

・漢字の食べ物(日本食)を食べる

よい血がつくられます。

 

◆呼吸や自身のエネルギーは「気」の原料になります。

・首や肩、背中などのゆがみ、筋肉の緊張は呼吸が浅くなります。呼吸で気がとり入れられていないことになります。

 

 

・自分自身が持っているエネルギーは疲れや睡眠不足によって低下が起こります。疲労をとってエネルギーを高めてあげることで気のエネルギーが高まります。

 

「血」をつくるのに「気」が必要になります。気が低下していると血もつくれません。

 

 

自分の体と向き合ったとき

・朝、起きたとき疲れを感じる

・腰痛、背中、首肩周りの緊張がある

・十分睡眠がとれず睡眠不足だ

・便秘がある

 

などがある方はまず、身体の機能を整えることからはじめてください。