婦人科系の問題(30代)

現在、不妊治療中。
多発性子宮筋腫で2度の手術経験のクライアントさんの症例。
多発性子宮筋腫とは、
子宮の中に複数個の筋腫ができ、生理中の出血が多い、痛みがつよい、また筋腫が大きくなると膀胱が圧迫されるためトイレが近くなったり、腰痛などが起こることもあるそうです。
1人目出産してからは、
子宮筋腫は今のところできていないそうです。
出産で体質が変わることはよくあります。
ただ、生理痛は残った様です。
・仕事と育児、不妊治療による体の疲れ
・肩コリがひどい
産後2年経つも妊婦姿勢のまま

自分では気づかないお腹を突き出した姿勢
子どもを抱くとほとんどの方が、腕だけで支えるのはきついので骨盤に引っかける様に抱っこされると思います。
そうすると腰を反る姿勢
お腹を突き出す形になり、腰、背中、首と筋肉が緊張していきます。
毎日の事ですからそのまま放置すると
どんどん筋肉が固くなってガチガチになります。
説明より自分の目で見て頂くのが一番わかりやすいので、
横から写メで撮影して自分の姿勢を見てもらいました。
普段、自分の姿勢をみることはないと思うので、
自分の姿勢を自覚するのにはいいです。
◆姿勢をよくするとしんどい
それはほとんどの方が
胸を突き出して腰を反る姿勢になるからです。
これは、むっちゃ背中側の筋肉が緊張します。
長時間維持なんてできないです。
まず、呼吸がしにくい(笑)
無理な姿勢は返って体を緊張させるため逆効果です。
◆ここだけを意識するだけで姿勢がよくなる
おへその下(丹田たんでん)を意識するだけで、背筋は自然に伸びます。
無理に伸ばさなくても意識するだけで勝手に伸びていきます。
正中ラインを整えると自律神経が整う

◆からだの正中は経絡や神経が通っている
・鍼灸でも前面、後面の正中ラインに経絡があります
(へそ下は婦人科系に関係する重要なツボが集まっている)
・脳からでた神経は背骨を通って各内臓につながっています
(背骨のゆがみの調整で体前面のかたさや内臓の不調がなくなる)
◆症状ではなく身体にフォーカス
背骨のバランスをとって施術終了後
クライアントさんから
「背中の施術のときに左のお腹辺りにビビットきました」
次のご来院の時に「今回、生理痛なかったんです」
妊娠、出産の前に体を整える、不調をひとつづつ解消することでよい方向に向かわれます。
体がしんどいとメンタルも下がることが多いので
体が疲れてる、不調がある方はまずは基本の体を整えてみてください。
読んで頂きありがとうございます。
感謝